「つらすぎる...」夫婦喧嘩後に無視する相手の心理と無視された場合の対処法3選

この記事で寄り添うお悩み

  • 夫婦喧嘩後に、無視する相手は何を考えてるの?
  • 夫婦喧嘩後に、無視された場合の対処法を知りたい
  • 無視する相手にやってはいけないことも教えてほしい

夫婦喧嘩をきっかけにパートナーから無視をされたことはありませんか?もしくは無視をしたことはありませんか?

無視をされると、

  • もうどうしていいのかわからない...
  • とにかく毎日がつらすぎる...
  • もう仲直りできないんじゃ...

なんて気持ちになりますよね。

無視が長期化すると、夫婦関係を悪化させたり夫婦から会話が無くなるキッカケにもなってしまいます。

でも、喧嘩したときは「黙るのが楽」と、薄々よくないと気づいていても無視を選択する人がいるのが実態です。

またパートナーに無視されたときに正しい対処が分からず、相談に来る人が後をたちません。

そこで、この記事では無視する心理と具体的な対処法、無視する相手にやってはいけないことを紹介します。

パートナーからの無視に正しく対処し、自分も喧嘩した後に無視をしないようにすれば、夫婦関係の悪化を防げますよ。

自分が無視しないために気をつけることについても解説しています。どうしても無視してしまうという場合は、ぜひチェックしてみてください

この記事の著者

行政書士松浦智昌

行政書士松浦総合法務オフィス

夫婦喧嘩後に無視する相手の心理

喧嘩後に無視をする側の心理としては、大きく3パターンあります。

  1. 怒りの感情をわかってほしい・謝ってほしい
  2. クールダウンをして気持ちを整理したい
  3. もう傷つきたくない・怒りたくない

それぞれについて解説していきますね。

無視する心理①:怒りの感情をわかってほしい・謝ってほしい

言葉では伝わらないから態度で怒りを示そうとするもの。

単に「私は怒っているんだ!」という気持ちをわかってほしい表れです。

そして、怒りの気持ちを受けとめたら「謝ってほしい。」とも思っています。

男性よりは女性の方が、この心理ははたらきやすいです。

無視する心理②:クールダウンをして気持ちを整理したい

ひとりになってカッとなった頭をクールダウンしたいときも、無視として行動に表れます。

喧嘩直後はできれば相手と距離をとりたいもの。

怒りや悲しみの気持ちをうまく言葉にすることが苦手な男性は、この心理がはたらきやすいです。

無視する心理③:もう傷つきたくない・怒りたくない

あなたにも身に覚えありませんか。

「何かいったら、いい返される。じゃあ、もう何もいわない!」という心理。

パートナーからの攻撃的な言葉に傷つきやすい人は、「今以上傷ついて悲しい気持ちになりたくない。」という一種の防衛行動として無視をします。

また逆に、いわれたら余計にいい返してしまうタイプの人も、いいすぎない予防策としてあえて無視をすることもあります。

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夫婦喧嘩後に無視された場合の対処法3つ

パートナーが無視をする心理はひとつではありません。

実際に無視をされてしまったらどうやって対処していくのが正しいのでしょうか?

ここでは、無視する心理に沿った正しい対処方法を3つ紹介します。

  1. 静かに見守る
  2. ライトな話題から自然に切りだす
  3. 家族一緒に食事をとる

相手がどんな心理状態でもこの3つは効果的です。

それぞれについて解説します。

対処法①:静かに見守る

パートナーがどんな心理であれ、まずは静かに見守るスタンスを保ちましょう。

無視されてすぐに話しかけるよりはいったん様子をみることも必要です。

怒りの感情、もしくはクールダウンをしたいという心理の相手にはまず時間(クール期間)を与えてください。

目安としては1〜2日は待ってもいいかもしれません。

しびれを切らして「さっきは少しいいすぎたな...」と反省したり、パートナーの方から話しかけてくれたりと好転するケースがあります。

対処法②:ライトな話題から自然に切りだす

クール期間をとったら、「〇〇かわいいよね。」「このお菓子おいしいよ。」など、喧嘩の原因とは関係のないライトな話題で何気なく話しかけてみましょう。

ポイントは2つ、

  • スルーされたらしつこく話しかけないこと
  • 話ができそうな雰囲気になったら「この間はごめんね。」と一言謝ること

冷静な状態で話ができるため、状況が改善するかもしれません。

対処法③:家族一緒に食事をとる

食事の力を借りるのはいい手段です。

「これおいしいね。」など、ライトな話題を振りやすいでしょう。

また、子どもがいるなら、子どもを巻き込んで話をするとパートナーも話をしてくれる可能性が高まります。

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夫婦喧嘩後、無視する相手にやってはいけないこと

対処法を実践するとき、やってはいけないNG行動があります。

ついついNG行動をとってしまうと余計に喧嘩の状況が悪化し、無視される期間が長期化することに。

無視されたときは、この3つに気をつけてみましょう。

  1. 無視を問いつめる
  2. とにかく謝る
  3. 無視し返す

やってはいけないこと①:無視を問いつめる

「なんで無視するの?」
「きちんと話そうよ!」

など、しつこく迫ってはいけません。

相手が怒っているときや冷静になろうとしているときは、まずは時間を与えるのが先です。

自分の気持ちを優先した声かけはしないように心がけましょう。気持ちをグッとこらえることで、相手も話しやすくなることもあります。

また、こういった場面で余計な事も言ってしまうのが夫婦というもの。

無視を問い詰めるだけでなく、「言ってはいけないワード」や「離婚という言葉の重み」にも普段から気を配っておきましょう。

やってはいけないこと②:とにかく謝る

無視をされると辛さに耐えられずに、すぐひたすら謝るという人もいますが、これはNGです。

無視をするのは、上述したように怒りの感情が強いか、今は話をしたくないという状況。

どちらの状況であっても、しつこく謝るのは逆効果です。

パートナーからすると「そうやって謝れば済むと思っている。」「何もわかってくれない。」となるのです。

謝罪は、相手が「無視をしてしまって、少し申し訳ないな・・・。」と思いはじめたタイミングをみはからって行いましょう。

やってはいけないこと③:無視し返す

最もNGなのは、「無視されているから無視し返す。」という、子どものような反抗です。

そもそも無視は、夫婦でやってはいけない行動です。

夫婦関係において無視をしている時点で、パートナーは大人な対応ができていません。

だからせめてあなたは、大人でいましょう。

同じレベルで無視し合うと状況は悪化の一途で、決して改善されません。

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夫婦喧嘩後、自分が無視しないために気をつけること

上述したNG行動3つ目の「③無視し返す」にも関係しますが、夫婦関係を悪化させないためにも、自分が無視をする側にならないことも大切です。

自分が無視する側にならないために、下記の2つを意識しておきましょう。

  1. 無視はしない!と決めておく
  2. 普段のコミュニケーションを大事にする

無視はしないと決めておく

精神論ではありますが、自分の中で決めておくことは効果的です。

人は目まぐるしい毎日や環境変化に対応しようと、膨大な情報を受け取りながら無意識に思考を繰り返します。

何も決めていないと、その時その時で自分に都合のいい行動を取ってしまうんですよね。

ですので、マイルールは理にかなっており、お互いにとってよいものは決めておくことをお勧めします。

普段のコミュニケーションを大事にする

普段からコミュニケーションを大事にしておくと、話さないことに違和感を感じるようになります。

関わることが当たり前なので、そもそも無視するという発想にならないことが大切。

コミュニケーションを取って悪いことは1つも無いので、普段から意識しておきましょう。

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夫婦喧嘩をきっかけに無視が続いてしまったら

「気づいたら、もう何週間も無視されている...」と長期化するケースもあります。

仲直りをするためには、長期化は確実に避けたいところです。

今回紹介した無視に対する正しい対処法を実践したとしても、状況が改善されないこともあり得るでしょう。

そんなときはまず、夫婦関係の現状をしっかりと分析する必要があります。

夫婦関係修復に必要な心構えと具体的な修復方法を参考に、元の関係に戻れる状況かを見極めましょう。

夫婦関係修復のやり方6つと絶対にやってはいけないことを解説
夫婦関係修復のやり方7つと絶対にやってはいけないことを解説

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またどうしても状況が改善されないという場合は、夫婦関係の専門的知見をもつ第三者に入ってもらうのもよい方法のひとつですよ。

2人だけの力で解決できないときに、専門家からのアドバイスがあると非常に心強いです。

スピーディに解決することで、無視の長期化からの別居や離婚という最悪の事態を防げますので。

以上です。

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  • この記事を書いた人

松浦智昌(マツウラトモアツ)

当サイトでは、夫婦関係で悩むあなたが「孤独を感じない」ように導いていきます。私、松浦が、年間1,000件を超える面談実績から、法律論のみでジャッジしない、カウンセリング、コーチングを織り交ぜた相談対応をすべて自身で実施。夫婦相談をする傍ら、企業役員から芸能人のコーチングコンサルティングも多数進行。趣味は哲学と”使える”心理学の探求。LGBTに関する書籍やコラムも執筆。

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