モラハラ相手に効く言葉9選！上手に使うコツも解説

「度重なる夫からのモラハラにうんざり…」
「なんとかやめさせたいけれど、どうしたらいいの？」

モラハラを放っておいたり誤った態度をとったりすると、相手は余計に増幅してしまいます。

今以上のひどい扱いを受けないように、自分にもできそうな「簡易的な対応」を知りたいという方は非常に多いです。

そこで今回は、モラハラに効く言葉と上手に使うコツについて徹底的に解説します。

モラハラに効く言葉9選

モラハラ夫・妻には、優しく寄り添いながら「精神性を認めてあげる」と良いです。

1度や2度では効果がわかりにくいかもしれませんが、長期的に続けていけば目に見えてモラハラ行為の減少が期待できます。

それでは具体的にどのようなワードがモラハラ相手に効きやすいのかを見ていきましょう。

ありがとう

最も簡単に感謝を伝えられる「ありがとう」が、一番使いやすくモラハラに効く言葉です。

モラハラ夫は自信過剰に見えて、自分はこれで正しいのかと常に不安を抱いています。

「ありがとう」は肯定されたと受け取れるので、心理的な安定を促せるのです。

モラハラをする人の心理にもある「不安」を取り除けるため、モラハラをする意味がなくなり、穏やかになる可能性があります。

さすが！すごいね！

「さすが！すごいね！」も自分を肯定されたと感じられるため、モラハラに効く言葉です。

モラハラ夫は幼少期に褒められた経験が少なく、人目を気にするように躾けられた人が多い傾向にあります。

そのため少しでも人から褒められると自己肯定感が増し、他人を貶めて自分を大きく偉そうに見せる必要がなくなるのです。

褒め続けていると、モラハラの回数は減っていくでしょう。

なるほど・そうだね

「なるほど・そうだね」は、話しかけられたときに相手を刺激せずに返答できる言葉であり、モラハラに効きやすいです。

言った本人がどう感じていようとも、言われた相手には肯定されたように響きます。

またこちらの意見を伝えないので、反射的に出るモラハラ行為を封じる効果を期待できます。

何も言わないとモラハラを引き出してしまうので「なるほど」「そうだね」という返答は非常に有効です。

何か話しかけられたら、ひとまず「なるほど」と言い相手の反応を伺ってみましょう。

そうなんだ

「そうなんだ」は、モラハラ夫の意見に反発したくなった時に効く言葉です。

反発したり反対意見をぶつけたりすると、とたんにモラハラがひどくなる傾向があります。

「反対意見＝あなたは間違っている」と捉えてしまい、自分を守るため必死に相手を糾弾するのです。

ですからモラハラを抑えるには、あなたの意見が異なっていてもそのまま伝えない工夫が大切。

「そうなんだ」は、モラハラ夫の意見を自然に受け流せます。

返答に詰まった時には、「そうだね」と応え相手の反応を確認する癖をつけましょう。

頼りになるね

「頼りになるね」は、褒められたと感じやすく、モラハラに効きやすい言葉です。

モラハラが起こる原因の一つは「相手より優位な立ちたい」という気持ちからくるもの。

自信はないくせに、弱い自分は誰からも相手にされないと思い込んでいるため、モラハラにより強く見せようとします。

逆に言えば、正常な自信さえつけばモラハラを繰り返す理由はなくなるのです。

そこで使えるのが「頼りになるね」。

他人から頼られるほど自分はできる人間だと思えるため、徐々に自信がつき頼ってくれるあなたを大切にしてくれるようになるかもしれません。

お願いできる？

「お願いできる？」は頼み事をしたい時に使えて、意外にもモラハラ相手に効きやすい言葉です。

例えば「電球変えてほしいんだけど、お願いできる？」と少し低姿勢で伝えてみましょう。

「私にはできないから、できるあなたにやってほしい」という意識でお願いすれば、快く引き受けてくれるでしょう。

高圧的な態度でなければ、モラハラ夫も責めにくい上に断りにくいのです。

○○にするよ

「○○にするよ」は、建設的であり怒りをぶつけにくいため、モラハラに効く言葉です。

モラハラ夫・妻は自分の都合を相手にも押し付ける傾向にあります。

しかし相手には相手の都合がありますよね。

そんな時に使えるのが「○○にするよ」。

「すでに決定事項です」という意味が含まれていますので、モラハラ夫・妻が反対する確率を下げてくれます。

それでも反対してくるなら「○○にしたよ」と事後報告するようにしましょう。

事後報告を繰り返していると「自分には選択権がない＝自分より妻が上」と判断して、モラハラが減っていく場合もあります。

傷ついた

「傷ついた」は、常に不安を抱えているモラハラ相手からすると効きやすい言葉です。

モラハラ夫は自分の言動について、してはいけないことだと思っていない場合がほとんど。

また自分のせいで相手が傷ついていると想像することもできません。

むしろ相手のために良いことを言ってあげているとすら感じているケースもあります。

ですから酷いことを言われたと感じたら「傷ついた」と伝えるようにしましょう。

具体的にどこがどう嫌だったのか説明すると「これは言ってはいけないのか」と次第に理解するようになります。

一緒にいたくない

「一緒にいたくない」は、モラハラ相手への不安をあおり、効きやすい言葉です。

モラハラ夫は、孤独を何よりも恐れています。

一人きりになると比較対象がいないので、自分の価値が計れなくなるためです。

そのため「一緒にいたくない」「もう一緒に住めない」と拒絶すると掌を返したように優しくなるケースも。

ただし言うだけで出て行こうとしないと、モラハラ相手も慣れてしまい効果はなくなります。

「一緒にいたくない」は、相手と離れることも見据えた際の手段として取っておきましょう。

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モラハラに効く言葉を上手に使うコツ

モラハラに効く言葉を言えば必ず効くというものでもありません。

使い方を誤れば火に油を注ぐだけで終わってしまうことも。

普段から上手に使うコツを実践していると、モラハラに効く言葉の効果を高められます。ぜひ把握しておきましょう。

否定しない

「否定しない」を徹底すると、あなたの言葉を受け入れやすくなるでしょう。

モラハラ夫は、賛同してくれない人を極端に嫌います。

意見を否定されると、自分自身も否定された気になり、より強力なモラハラで弾圧しようとしてくるのです。

否定ではなく別意見を述べているだけでも、反対されていると捉えられてモラハラの対象になることも。

否定と感じさせない雰囲気づくりをしながら、モラハラに効く言葉を上手に取り扱っていきましょう。

聞き手になる

「聞き手になる」を徹底すると、少ない機会に発せられるあなたの言葉が耳に入りやすくなるでしょう。

相手がモラハラをしてくる時は、あなたが何かをした時。

何もしないうちからモラハラはできませんので、できるだけ意見しない立ち回りが大切です。

会話をする場面になったら、あなたは聞き手にまわりモラハラ夫に多く話をさせてください。

ここぞという場面でモラハラに効く言葉を発することが大切です。

共感する

「共感する」を徹底すると、いつも受け入れてくれるあなたの言葉にも共感しやすくなるでしょう。

モラハラは自尊心の低さからくるものでもありますから、共感し自尊心を高めてあげるとモラハラを少しずつ緩和しやすいです。

自尊心はすぐに高められるものではありませんから、根気づよさは必要。

共感を続けていると、モラハラに効く言葉は届きやすくなります。

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モラハラに効く言葉の効果がない場合の進め方

モラハラに効く言葉を試しても効果がない場合は、下記の対応策を講じてみましょう。

少し先の未来を想定さえしておけば、動じることなく次の一手を打てますのでご安心ください。

一喜一憂せずに続ける

モラハラに効く言葉が「あまり効果を感じられない」場合でも、簡単にやめるのはおすすめしません。

相手のモラハラが悪化しない限りは、一喜一憂せずに続けましょう。

ごく自然に、ごく当たり前になればなるほど、こちらのスタンスが伝わりやすくなります。

仕掛けているのはこちらですから、いつもと違う対応への違和感に負けてはいけません。

心の距離を意識的に取る

モラハラに効く言葉に反応がなく相手がモラハラを繰り返すようなら、心の距離をもう一段階とるように意識しましょう。

相手に少しでも期待していると、効果が無いことに不安を感じやすくなります。

期待値を下げ、発するときの不自然さを無くし、言葉では本当にモラハラが軽減しないのかを淡々と試すと良いです。

余裕のもてない心境ではあると思いますが、ゲームのような感覚でトライすると、意外と楽しくなってくるケースもあります。

言葉以外の弱みを知る

今回ご紹介した「モラハラに効く言葉」は強力ですが、効かないケースもあります。

言葉以外で、モラハラ相手に弱点がある場合です。

例えば世間体や物理的な距離に不安を感じやすい相手なら、戦略を変える必要があります。

やってみて分かる場合もあるでしょうから、やって効果が無ければ次々と切り替えていきましょう。

モラハラに効く言葉に関するQ＆A

モラハラ相手に対して立ち向かう訳ですから、不安な気持ちかと存じます。

同じようにモラハラで悩む方からよくいただく質問をまとめておりますので、ぜひ参考にしてください。

いつまで試せば良いですか？

相手のモラハラが悪化しない限りは、継続して良いと考えています。

もし期限のない状態だと頑張れないという方は、「3ヶ月」を目安に続けてみましょう。

数ヶ月という期間があれば、受け取る言葉の変化に対して「相手の反応」が分かってくるはず。

モラハラ相手は簡単に謝らないため、謝罪が無くても気にしなくて大丈夫です。

言葉だけでモラハラは解決するの？

モラハラは根深い問題ですので、効く言葉だけですべてを解決するのは難しいと考えておくべきです。

言葉以外のモラハラ対処法を試したり、一度崩れてしまった夫婦関係の修復を目指したりと、次の一手も想定はしておきましょう。

ただし焦りすぎる必要はなく、意思をもって一つずつ試していくという意識が大切です。

モラハラが悪化しそうな場合はどうすればいい？

モラハラに効く言葉とはいえ、色んな人がいるので万能とはいえません。

よりイライラして相手のモラハラが強くなるケースも想定はしておくべきです。

準備不足であなたが壊れてしまうのを避けるために、モラハラの相談窓口を把握しすぐに動けるようにしておきましょう。

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モラハラに効く言葉まとめ

モラハラに効く言葉や上手に使うコツについて、網羅的に解説してきました。

このページが、あなたを取り巻くモラハラから一歩前進する糸口になることを望んでいます。

ただ相手のモラハラを緩和させるのは容易ではありませんし、完全に取り除くのは難しいと割り切っておくと良いでしょう。

当オフィスでは、あなたの不安や次に起こる出来事も想定して、「あなたが迷わない指針」を提供しています。

「モラハラに効く言葉が言えない」「言ってみたけど、効果を感じれない」「一人だと言い続けるのが不安」このような方は、いつでもご相談ください。

以上です。